当会について

活動の目的

私たちの目指すこと

たこやきの会の由来

KIF1A(キフワンエー)関連神経疾患(KAND)は、世界でわずか550名程度しか報告されていない極めてまれな遺伝性疾患です。

日本での患者数は定かではなく、その希少性ゆえに、患者と家族はさまざまな場面で、不安や孤独と直面します。

私たちは、KIF1A関連神経疾患をもつ人とその家族が、医療・研究機関、福祉事業者、行政、企業、そして社会全体とつながり、生涯にわたり安心して“自分らしく”幸せに暮らせる環境づくりを目指します。

希少疾患の抱える課題

● 疾患の認知度が低い

 医療・研究情報が得にくい

 診断までに時間がかかる

 社会的理解や支援が不足している

活動の柱

1.交流とつながりの場づくり

当事者も支援者も安心して集い、相談や情報交換ができるコミュニティを育みます。

2.情報収集と発信

疾患に関する最新かつ正確な医療・研究情報を集め、わかりやすく伝えます。

3.研究・医療との連携

研究者や医療機関と連携し、疾患の解析や治療法の開発に貢献します。

4.啓発と理解の促進

社会全体が疾患を理解し、共に支える環境を目指して広報や啓発活動を行います。


当会の支援の輪

当会を応援してくださっている皆さまです。(2025年8月1日時点・50音順)

当会はこれからも、研究者、医師、福祉従事者、支援団体、企業、行政など多様な社会資源と連携し、温かな支援の輪を広げていきます。

研究者

  • 岡田 康志教授(東京大学大学院医学系研究科)
  • 吉川 雅英教授(東京大学大学院医学系研究科)
  • 仁田 亮教授(神戸大学医学研究科)
  • 丹羽 伸介准教授(東北大学学際科学フロンティア研究所)
  • 廣川 信隆教授(東京大学名誉教授、順天堂大学)

医師

  • 中村 勝哉先生(信州医学部附属病院遺伝子医療研究センター)
  • 二川 弘司先生(東京都立小児総合医療センター臨床遺伝科)
  • 森貞 直哉先生(兵庫県立こども病院臨床遺伝科)

遺伝カウンセラー

  • 谷口 真紀先生(兵庫県立こども病院認定遺伝カウンセラー)

海外患者団体

  • KIF1A.org

支援団体

  • 一般財団法人 健やか親子支援協会
  • 認定NPO法人  難病のこども支援全国ネットワーク
  • 一般財団法人  日本患者支援財団

当会の支援の輪


団体概要

団体名 KIF1A関連神経疾患家族会 たこやきの会
英語表記:KIF1A Japan
設立 2025年6月
代表 織田 菜々子(KIF1Aインターナショナルアンバサダー)
顧問 丹羽 伸介(東北大学学際科学フロンティア研究所准教授)
会員数 5家族
活動内容
  1. 会員相互の交流・親睦の促進
  2. 海外患者会との連携・交流活動
  3. KIF1A関連神経疾患の研究の促進に向けた医療機関、研究機関との連携・協力
  4. 公式WebサイトやSNS等における疾患や研究情報、家族会の活動の発信
  5. 疾患の社会的認知度向上を図る活動
  6. 疾患の小児慢性特定疾患、指定難病認定に向けての活動
  7. その他、会の目的達成のために必要な活動


たこやきの会の由来

たこやきの会の由来


本会の愛称「たこやきの会」は、ある患者さんのお姉ちゃんが名付けてくれたものです。

たこやきには、タコやネギ、紅しょうがなど、さまざまな具材が入っています。

それぞれが異なる個性を持ちながらも調和し、美味しい一品となるように、
本会もまた、多様な人々が関わり合い、互いを支え合いながら、温かく、まるい「支援の輪」を築いていきます。